矯正の知識

アンカースクリューについて

こんにちは。院長の戸嶋です。

9月も下旬に入り少し暑さが和らいで来ましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。夏が好きな方にとっては少しさみしい時期かもしれませんが、秋が好きな方にとってはワクワクする次期ですね。

 

さて、今回はアンカースクリュー(顎に打つ小さなネジ)についてです。

アンカースクリューとは顎の骨に直接打つネジのようなもので、チタン合金のため生体親和性が高くアレルギーを起こしにくいものになっています。そんなアンカースクリューのメリットとデメリットについてお話します。

メリット1

従来では動かすことが難しかった方向に歯を動かすことができます。歯を動かしたい先に固定源となる歯がなくてもアンカースクリューを使用することで目的の方向に歯を動かすことが可能になります。これにより抜歯を回避したり、ガミースマイルを改善させたりすることができるようになります。

メリット2

今までと同じ動きをする場合もアンカースクリューを使用することでお口の中の装置をシンプルにできることがあるため、歯磨きの大変さや違和感を軽減することができます。

デメリット1

処置に痛みを伴います。アンカースクリューを打つこと自体の痛みというよりはその前に行う麻酔の注射に痛みを伴います。なるべく痛みを軽減するために塗る麻酔も使用していますが、全くの無痛は難しいため多少痛みを感じると思っていただければと思います。

デメリット2

抜けてしまう事がある。アンカースクリューは打ったあとに10%ほどの確率で抜けてしまうことがあります。打った位置の問題であればには一ヶ月以内で抜けることがほとんどですが、清掃不良や歯が動いてあとからスクリューに当たってしまい抜けることもあります。もちろん、なるべくいい位置に打つように心がけていますが患者様ごとの歯の根の形態や上顎洞(鼻の横で歯の上にある空洞)の高さ等の条件によってはある程度抜けるリスクがあっても打つこともあります。インスタ投稿時よりもやや抜けた本数は増えていますが脱落率は10%には到達しておりませんのでまだまだ成功率は高い状態を保っています。

 

上記のようなメリット、デメリットがりますが基本的にはメリットが多いため弊院でも頻繁に使用しています。

 

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