こんにちは。院長の戸嶋です。
今回はマウスピース矯正治療が本当に治るのかについてお話します。
症例と先生の経験、マウスピースの種類、患者様の協力度によって治るとも治らないとも言える
症例について
開窓牽引などの複雑な処置が伴う矯正治療についてはマウスピースのみで治療することは難しく、アンカースクリューやワイヤーの併用が必要になります。
抜歯治療については下顎の小臼歯(前から4番目や5番目の歯)の抜歯を伴う場合は苦手な治療となります。特に5番目の歯を抜く際はワイヤー併用の可能性が上がります。
また、治るかの話とは逸れますが、顎変形症や厚生労働大臣が定める疾患で矯正治療が適用になる場合は表のワイヤー矯正のみが保険適用となることからマウスピースでの治療は行えません。
先生の経験
担当医のマウスピース矯正治療の経験があり、矯正治療に精通していれば問題なく治ります。また、マウスピース矯正の練度が高ければ高いほどワイヤーを併用せずに直せる範囲が広くなります。
マウスピースの種類
マウスピースの種類については僕個人の意見ですが、インビザラインが最も治療可能な範囲が広いと思います。もちろんキレイラインやその他のマウスピースも軽度の凸凹を治すことは可能ですが、奥歯のかみ合わせのズレや抜歯を伴う矯正には対応できないため、治る症例もありますがその適応範囲は狭いと考えます。
装置の使用時間
ここまで色々な条件についてお話してきましたが、上記の条件が全てクリアできても患者様自身が装置を使用していただかないことには絶対にうまく治りません。1日最低20時間の使用を治療期間中(2.3年)続けていかなくてはいけないため、勤勉さが必要になります。また、装置を装着したまま口にできるのは基本的に水のみですので、甘い飲みのが好きな方も使用時間を厳守するのが難しくなります。
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つみき矯正歯科稲毛