こんにちは。院長の戸嶋です。
最近は急に冷え込んで来ましたが、体調を崩したりはしていませんか。当院のスタッフはやや鼻声になったり、風邪の症状が出たりしています。もちろん、風邪のような症状がある場合は抗原検査を行っておりますのでコロナ感染の心配はありませんので、ご安心ください。
そんな中、今回は交叉咬合についてお話しようと思います。
交叉咬合とは上の歯と下の歯がすれ違い、交差して噛んでいる状態です。上の歯並びが奥歯も含めて外側に噛んでいる状態が正常なかみ合わせですが、下の歯が外側に噛んでいる状態を交叉咬合といいます。
原因
①骨格の問題
骨格的に顎が曲がっているとそれに伴い歯並びも曲がるため歯列の一部または全体が交差している状態になりやすいです。
逆に成長期の場合は歯が交差していることが原因で顎が曲がる場合もありますので、お子様のお口の中を見て、交差している歯がある場合は一度矯正歯科医院で相談したほうが良いかもしれません。
②歯の生える隙間が不足している
大人の歯が生える隙間がないと正しい位置からズレて歯が生えてきてしむ場合があります。その場合、歯列から飛び出した歯は交差してカンデしまうことが多いです。特に上の前から二番目の歯は隙間がないと内側に生えてくる傾向があるため交差して噛むことが多いです。
原因によらず交差している歯がある場合は顎の成長に悪影響が出やすく、交差している歯自体の負担が大きいため、歯茎がさがったり歯がだめになっていしまったりするリスクが高いため治療の必要性は高いです。
治療
①顎の曲がりがある場合
顎の曲がりが軽度であり、成長途中の場合はトレーナーなどを使用して顎の成長を正しい方向に導く治療が効果的です。
成長が期待できない場合は抜歯での矯正または外科的手術が必要となることがあります。成長が残っていても顎の曲がりが重度の場合は外科的手術の可能性が高いです。
②デコボコの治療
これは通常のデコボコ(叢生)の治療と同様で成長期なら拡大、成長終了なら拡大か抜歯にて治療するかたちとなります。
奥歯の交叉咬合は意外と本人も親御さんも気づかないことが多いため、定期検診に通い歯医者さんにお口の中をチェックしてもらうことがとても重要となります。
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
当院では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。
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つみき矯正歯科稲毛