こんにちは。院長の戸嶋です。
最近は台風の影響かスッキリしない天気が続いていますね。余談ですが、僕は癖毛なのでジメジメしていると髪がクルクルになって大変です・・・
そんなわけで、今回は皆様が大変に感じているであろう型取りについてです。
型取りというとピンク色の粘土のようなものを口に入れて固まるのを待ち、やっとの思いでやり遂げるイメージがあると思います。苦手な方はお口の奥の方を触られるとオエッとなってしまうため、型取りのたびに嫌な気持ちになるかもしれません。これは実際に嘔吐反射がある場合と苦手意識からくる吐き気があります。
実際に嘔吐反射がある場合は反射であるため、なかなか改善するのが難しいですが、回数をこなすことで少しずつ反射の程度が少なくなってきます。
また、苦手意識からくる吐き気の場合は型取り以外の処置(クリーニングなど)を繰り返し行い、歯科医院や歯科処置に慣れてもらうことで改善が期待できます。
しかし、最近では粘土での型取りを行わず3Dスキャナーを用いることで、嘔吐反射が強い方でもお口の型取りが行えます。
当院でも精密検査時の型取りには3Dスキャナーのアイテロを用いていますので、型取りが苦手な方でも検査を受けることができます。(治療に使用する矯正装置の種類によっては従来通りの型取りが必要になることがあります。)
3Dスキャナーとはどのような仕組みかというと、お口に入るくらいの小型カメラ(正直なところそんなに小さくないです。。。)でお口の中をいろいろな角度からくまなく撮影することで、読み取ったデータから3Dモデルを構築します。3Dプリンターがあれば実際に模型に起こすこともできます。
3Dスキャナーはメリットがたくさんありますが、お口が大きく開けられない顎関節症の方ですと奥歯の後ろの面が上手に取れないため適応が難しいです。また、小さい子で唾液が非常に多い場合、下顎のスキャンに時間がかかってしまったりと、すべてが完璧なわけではありませんので、従来の型取りもなくなることはないかと思います。
実際にお口の中をスキャンしている動画もインスタグラムのリールとして掲載していますので、ご興味ある方は当院のインスタグラムも見てみてください。https://www.instagram.com/tsumiki_ortho/
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
当院では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。
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つみき矯正歯科稲毛