こんにちは。院長の戸嶋です。
とても暑い日が増えてきて熱中症などで体調を崩す方もいるかと思いますが、意識的に水分補給をして熱中症対策を怠らないように気をつけてください。
今回は将来矯正治療を考えている患者様へのアドバイスのような内容となります。
まずはやらないほうがいいことをお話します。
①抜歯
歯周病や虫歯で歯を残すことができない場合は仕方ないですが、歯が重なりによって歯ブラシがしにくいという理由で抜くこともあります。こういった場合、将来矯正治療をする際に歯の本数がズレていることで治療難易度が上がってしまったり、本数を合わせるために追加で抜歯が必要になってしまうこともありますので、慎重に判断してください。
また、真っ直ぐ生えている親知らずや多少斜めになっている親知らずも矯正治療で使用することがあるため、抜歯しないほうが良いです。
②セラミック矯正
デコボコや出っ歯を被せ物で治すやり方です。後々矯正治療をする場合は元の前歯の角度に被せ直して治療する可能性があります。また、ブリッジと言って複数歯にまたいで被せ物をしている場合は矯正治療の前に分割する場合もあります。このような場合は余計に費用がかかってしまいますし、セラミック矯正自体が歯の寿命を大きく減らす治療のため単純におすすめできません。
ただ、短い期間でどうしても歯並びを改善したい場合には有効な治療になりますので、デメリットをしっかり理解して治療を受けていただければと思います。
③銀歯を白い被せ物に変える
近い将来矯正治療をする場合は保険治療で入れた銀歯を白いセラミックの被せ物に代えることはおすすめしません。矯正治療で歯に装置を装着する際にはセラミックや銀の被せ物には傷をつけて装置が外れにくいようにします。また、被せ物や詰め物は現状のかみ合わせでよく噛むように作りますので、矯正治療後のかみ合わせにマッチしない場合は削って調整することもあります。せっかくきれいな被せ物にしたのが勿体ないですので、白い被せ物に代えるのは矯正治療後がおすすめです。
逆にやっておいたほうがいいこととして、定期検診があります。普段から定期検診を受けて虫歯の治療や歯周病の治療は行っておいたほうが、いざ矯正治療を始めようという際にスムーズに開始できます。また、抜歯矯正を行う際にはかかりつけの歯医者さんがあったほうが抜歯の依頼をお願いしやすいため私達矯正歯科としても助かります。
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
小児矯正、表側ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、ハーフリンガル矯正(上が裏側、下が表側)、裏側ワイヤー矯正と豊富なメニューをご用意しています。
また、当院の表側ワイヤー矯正では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。
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つみき矯正歯科稲毛