こんにちは。院長の戸嶋です。
今回は前回の子供の矯正治療での成長を利用した治療に似ていますが、大人の矯正治療での成長を利用した治療についてです。
大人の矯正治療で成長を利用するということに疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。これは大人の矯正治療の言葉の捉え方による疑問だと思います。
大人の矯正治療とは本格矯正治療と呼ばれる治療のことで、永久歯列で行う全体矯正(ワイヤー矯正かマウスピース矯正かは問いません)のことをいいます。この本格矯正治療を伝わりやすくするため便宜的に大人の矯正治療と呼んでいます。
ですので、大人の矯正治療と言っても年齢的には12.13歳位の子もいるため、成長を利用した治療が可能となります。
顎の成長
上顎と下顎の成長タイミングにはズレが有り上顎は小学校高学年頃には成長が終了してしまいますが、下顎は中学校の間は成長します。男の子の場合は高校生でも顎の成長が残っていることもしばしばあります。
この下顎の成長を利用して出っ歯を治すことに役立てる治療が成長を利用した治療となります。一方で受け口の場合は下顎の遅れてくる成長は不利に働きます。
メリット
・骨格的な変化が期待できる(顔立ちの変化)
・歯を抜く治療を避けられることがある
デメリット
・あまりにも骨格的な要因が強い場合は適応とならない
・治療効果が顎間ゴムの使用状況に左右される
・受け口の人には適応できない
となっており、このあたりは子供の矯正治療で成長を利用する場合とほとんど同じ内容となっています。
当たり前のお話ですが、成長を利用するには成長が残っていないと難しいため矯正治療を検討する際はタイミングが重要となります。
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つみき矯正歯科稲毛