こんにちは。院長の戸嶋です。
学会にて新潟に行っていたため休診してしまいご迷惑おかけしました。今年の学会でも新しいことを学びましたのですぐに診療に取り入れ、より良い治療を提供できるように努めてまいります。
さて、本題ですが今回は歯並びは良くないがお食事に困ってはいない人に対してのお話です。
自分の歯並びが良くないことは自覚しつつも食事に困っているわけではないため矯正治療をするかどうか迷っている人が初診相談でよくいらっしゃいます。
結論から申し上げますと矯正治療を行ったほうが良いことが多いです。その理由についてご説明します。
悪いかみ合わせや歯並びに慣れてしまっている
歯並びやかみ合わせが悪くても大抵の場合はお食事に困ることはありません。なぜかというと、昔からそのかみ合わせでしか食事をしたことがないため正しいかみ合わせでの食事のしやすさを知らなかったり、悪いかみ合わせに慣れてしまっているからです。
一部の歯の負担が大きい
今は食事に不便していなくても悪いかみ合わせのまま食事を取り続けることで一部の歯が負担超過で欠けたり折れたりしてしまうことがあります。そうなると当然食事を取りにくくなりますので、歯を失う前にキレイな歯並びとしっかりしたかみ合わせを作っておいたほうが良いです。
食事をしやすくなる
悪いかみ合わせに慣れて食事に困っていない人でも矯正後は食事のしやすさに感動する人もいます。私も矯正前よりも矯正後のほうが前歯でしっかり麺類が噛み切れるようになったため、感動したことを覚えています。矯正治療を行うことでお食事がより楽しいものに変わる可能性があるのです。
タイミングによっては治療を見送ることも
基本的には早く治療したほうがキレイな歯並びの期間が長くなるため治療の価値が上がりますが、引っ越しや受験が近い場合等は治療を先延ばしにすることもあります。
矯正治療の必要性がどれほどかについて気になる方はお近くの矯正歯科にご相談ください。
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