こんにちは、院長の戸嶋です。
最近は台風などで天候が不安定で、気温の変化が激しいので体調を崩してしまった方もいるかも知れませんが、連休を存分に楽しんだ方もいると思います。僕は4年ぶりのゴルフで膝を痛めてしまい、準備運動の大切さを痛感しました。
本題の特殊な出っ歯(上顎前突)についてですが、上顎前突には1類と2類があり、1類は典型的な出っ歯で上の前歯が下の前歯に対して前方に突出しています。
対して2類は奥歯の関係はずれていますが、上の前歯は内側に傾斜していて、見かけ上は出っ歯に見えません。かみ合わせが深い特徴もあります。
こういったかみ合わせも矯正治療上は上顎前突(出っ歯)に分類されますが、日本人には珍しく、欧米人に多い不正咬合になります。
原因
上の前歯が内側に傾斜することで下顎の成長を抑え、骨格的な出っ歯を引き起こします。多くの場合は口唇の緊張が強く、下唇の直下がくぼんでいる特徴的な横顔が認められます。
治療
①成長が期待できる場合
上の前歯を一度前に出して下の前歯との接触をなくし、下顎が前に成長できる余地を作ることで骨格のズレの改善を図ります。
②成長が期待できない場合
奥歯の関係の改善には抜歯が必要になる可能性が高く、抜歯してできた隙間を使って奥歯の関係を改善します。
今回のかみ合わせは出っ歯であると自覚している方が少なく、初診相談で来院された方に出っ歯であることを伝えると驚かれることも少なくありません。まずはご自身(またはお子様)の歯並びに興味を持ち、どういったかみ合わせをしているのか観察してみると新たな発見があるかもしれません。自分の口の中を見る機会を増やすためにも夜の歯磨きは鏡の前で行う習慣をつけると今後、歯並びやかみ合わせのズレ、虫歯や歯周病にいち早く気づく手助けになるでしょう。
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
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つみき矯正歯科稲毛