本来生えてくる時期になってもお口の中に生えてこない歯のことを埋伏歯と言います。
近年は顎が小さい子が多く、大人の歯が生えるスペースが不足しているため、埋伏歯の頻度も多くなっているように感じます。
埋伏歯の好発部位で一番多いのは親知らず(8番目の歯)ですが、それ以外の歯だと
1位:上顎犬歯(糸切り歯)
2位:上顎中切歯(1番目の歯)
3位:上顎第二小臼歯(5番目の歯)
の順で多くなっています。これについては歯の生える順番に関係していると言われています。
上の歯は6→1→2→4→3→5→7という順番で生えてきます。
3番目の歯(犬歯)や5番目の歯(第二小臼歯)は両隣の歯が先に生えて来るので顎が小さかったり、歯が大きくて隙間が少ないと埋まってしまったり、歯列から飛び出てしまい八重歯や鞍状歯列になったり、お口の中に生えてこない埋伏歯となってしまいます。
歯の生える順番を知っておくと埋伏歯に早く気づくことができるかもしれませんので覚えておいて損はありません。
例:2が生えているのに1が生えていない→1が埋伏歯かも
必ずしも上記の順番で生えるわけではないので注意は必要になりますが、埋伏歯は早期発見がとても重要になります。見つかるのが遅ければ遅いほど治療の選択肢が狭まりますので、たまにお子さんのお口の中を見てみると良いと思います。(特に3番目の歯は埋伏する可能性が高いのでよく見てあげると良いと思います。)
順番がおかしければ一度お近くの歯医者さんに相談してみてください。
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