こんにちは。院長の戸嶋です。
いよいよ冬本番の寒さになってきましたね。乾燥や気温の変化からくる体調不良にお気をつけください。シンプルなことですがうがい手洗いやマスクをすることはインフルエンザ等の予防になりますので意識して行ってみてください。
さて本題ですが、今回は矯正治療と小顔効果についてお話します。
横顔と正面からみた印象に分けてお話します。
横顔について
矯正治療の中でも歯を抜いて治療する抜歯矯正の場合は前歯の前後的位置が後退するため口元も後退します。これによりある意味では小顔になったと言えるのではないかと思います。前歯の後退量は多くて7mmほどで唇はその約60%影響を受けるため最大で4.2mmほどの後退が期待できます。ただ、前歯を最大限後退させられるのは凸凹が一切ない人になるためほとんどの患者様はこれよりも後退量は少なくなります。また、唇の後退量は唇の厚さにも影響を受けるため正確にどれくらいさがるかを予想することはなかなか難しいのが現状です。
正面からのお顔について
結論から言うと矯正治療のみで正面からの輪郭が変化することはありません。顎を切る手術を併用した場合は変化しますが今回は矯正治療単独についてのお話ですので手術については割愛します。
上記の通り抜歯矯正治療で口元は後退しますが正面からの輪郭に影響を及ぼすことがない理由が3つあります。
①唇と違い頬の内側にあるのは頬骨と下顎骨であり歯はその内側に位置しているため歯の位置による頬への影響はほとんどありません。テントの梁や支柱の内側のどこにいてもテントの形が変わらないのと同じことです。
②頬は唇よりも厚いため仮に歯の位置による影響があったとしても視認できるレベルの変化は起こりません。
矯正治療とは少し違いますが親知らずを抜歯すると小顔になるとネット上で書かれていることがありますが、それも基本的には①の理由から考えられません。親知らずを抜歯した直後に顔が腫れるため、その腫れが引いたことで小顔になったと錯覚している可能性が高いです。
また、まっすぐ生えている親知らずは矯正治療のプランの選択肢が広がるため痛みや大きな虫歯がない限りは残しておいたほうが賢明です。
今回のブログと類似した投稿がインスタグラムにもありますのでご興味ある方は合わせて見てみてください。
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