みなさん、こんにちは!
DH田村です。
気温も高い日が増えており、夏が近づいているような日和ですね。
夏の前に梅雨がそろそろやってきますが、天気に負けず、今日も元気にお届けします☺️
矯正治療と楽器演奏
さて、今回のお話は矯正治療と楽器演奏の関係についてです。
特に、表側のワイヤー矯正についてお話しします。
楽器は大きく分類すると次の3つにわけられます。
①弦楽器:バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなど。
②管楽器:フルート、サックス、トランペットなど。
③打楽器:太鼓や木琴など。
このうち、矯正治療と大きく関係するのは②管楽器です。
管楽器は吹いて演奏するため、口元と相互に影響します。
ちなみに、私と小学校4年生〜高校3年生までの9年間オーケストラ部で楽器演奏をしておりました。
ですので、一般的な話と私の経験を含めて楽器ごとに書いていきたいと思います!
1.フルート
フルートを演奏する際の口元は、楽器や矯正装置に強く唇を押し付けたりするわけではなく、軽くすぼめるようなイメージとなります。
ですので、管楽器の中では比較的影響は小さい方ではないかと個人的には思っています。
2.クラリネット・サックス
クラリネットとサックスは、上の前歯をマウスピースと呼ばれる楽器の吹き口に固定し、下唇で下の前歯を巻き込んだ状態で咥えて演奏を行います。
そのため、上の前歯は矯正治療の歯の動きよる痛みを感じやすいということと、下唇もブラケットに強く押し付けられてしまいます。
このことから、フルートに比べると矯正治療による影響を強く受けてしまう楽器だと思います。
3.オーボエ・ファゴット
オーボエとファゴットは上下の唇を軽く巻き込んだ状態でリードと呼ばれる吹き口を咥えます。
この吹き方もブラケットに唇の裏側が当たります。
歯の痛みはありませんが、こちらも多少矯正治療の影響を受けてしまうと思います。
私は、ファゴットという楽器を9年間演奏していました。
実際、吹きにくかったかと問われるとそうではなかったと思います。
装置がついた状態で様々な演奏会やコンクールに出ていましたし、その際に矯正のせいで結果が悪くなったなんてことはありません。
ただ、ブラケットを外した後と比較すると、矯正中は口元が疲れやすい傾向がありました。
ですので、やはり影響はあったのかなと思います。
4.トランペット・ホルン
トランペットとホルンはマウスピースに強く唇を押し当てて演奏をします。
そのため、唇の内側にブラケットが強く当たってしまいます。
オーボエなどと違うところは、ただ唇が当たるのではなく押し付けられるという点です。
ですので、違和感は強いのではないかと感じます。
5.トロンボーン・ユーフォニウム・チューバ
これらは、トランペット・ホルンと同じ吹き方ですが、吹き口が大きいため装置が当たる違和感は、多少弱いと思います。
私自身が全ての楽器を演奏したわけではないので、これが絶対ではありません。
実際、治療しながら演奏できている人ももちろんいます。
頻度高く練習をする日課があれば、最初は違和感があってもすぐに慣れてしまうと思います。
また、治療前から楽器をやっていたのか、それとも治療を始めてから楽器も始めたのかで、違和感の感じ方と違うと思います。
参考程度に読んでいただけると幸いです!
また、今回は演奏に対する影響でしたが、噛み合わせや骨格に対する影響となるとまた異なります。
その場合は管楽器だけでなく弦楽器も関わってきます。
次回はそんな噛み合わせや骨格についての影響、そして裏側矯正やマウスピース矯正と楽器演奏についてのお話をしようと思います!
では、また7月にお会いしましょう!
千葉市の稲毛、稲毛海岸、新検見川で矯正歯科をお探しの方は稲毛駅徒歩3分のつみき矯正歯科稲毛に矯正相談に来てみてはいかがでしょうか。
小児矯正、表側ワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、ハーフリンガル矯正(上が裏側、下が表側)、裏側ワイヤー矯正と豊富なメニューをご用意しています。
また、当院の表側ワイヤー矯正では審美ブラケット(セラミック)、ホワイトワイヤーも追加料金無しで使用しています。
〒263-0043 千葉県千葉市稲毛区小仲台6-19-28FYSⅢビル1F
つみき矯正歯科稲毛