大人の矯正

大人の矯正について

大人の矯正について

気になる歯並びを治すタイミング

矯正治療に年齢制限はありません。実際に70歳代の患者様の治療を行ったことが何度もあります。しかしながら、年齢が低いほど受けられるメリットは大きくなります。ご自身の歯並びを気にした今が残りの人生の中で最も若い、つまり最もメリットが大きいタイミングです。少しでも矯正治療にご興味がありましたら気軽に無料相談におこしください。

子供の矯正治療との違い

子供の矯正治療は成長をコントロールし歯列や顎の成長発育を阻害する因子を取り除くことが目的になります。対して、大人の矯正治療は歯列のコントロールによって個性正常咬合(その人にとっての良いかみ合わせ)を獲得することが目的となります。

どのような方が、どのような
お悩みで矯正治療を行うのか

噛めないことよりも見た目(ガタガタ、出っ歯、受け口等)を気にして来院される方が多いですが、精密検査を行ってみると見た目だけではなく咬合に問題を抱えている方がほとんどです。

歯を削って治すのと
歯並びを治すことの違い

歯を削って治すのと歯並びを治すことの違い

治療期間

歯を削って歯並びを治す、いわゆるセラミック矯正は矯正と名がついていますが補綴治療(被せものや入れ歯治療)の領域であり、矯正治療とは大きく異なります。
矯正治療は年単位での期間がかかりますが、セラミック矯正は数週で治療が終了します。しかしながら、土台となる歯根の位置が変わっていないため本来かかるはずのない方向から力がかかったり、神経の処置が必要であったり、場合によっては抜歯を行ってブリッジ(ダミーの歯がついた被せもの)になるなど歯に対しての負荷が大きい治療です。
また、将来的に歯肉が退縮し被せものとご自身の歯の境目が出て、見た目が悪くなることからやり直しが必要になることもあります。

治療費用

セラミック矯正は歯一本あたり10万円前後で治療していることが多く、その他に歯の根の治療等があると別途で料金が発生することから、上の前歯6本の治療を行った場合、総額が約60万円以上かかることが予想されます。
数年後に再度治療が必要になる可能性を考えると、矯正治療を行うほうが良いと考えています。しかしながら、お薬や虫歯の影響で歯の色が気になる方に対しては、セラミックでの治療を勧める場合もあります。
矯正治療ならびにセラミック矯正のそれぞれのメリットやデメリットを吟味した上で、納得されてから治療を始めることをお勧めします。

抜歯と非抜歯について

抜歯になるケースと
ならないケースの違い

口元を下げたい、デコボコが著しい、奥歯の関係性が悪い場合等では抜歯が必要となるケースが多いです。逆にすきっ歯、デコボコが少ない場合は非抜歯になることが多いですが、患者様のお口の状況により異なりますので一度ご相談ください。

大人の矯正治療のメリット

  1. 見た目がよくなる

    歯並びが改善されることで、口元だけでなく顔全体の印象が大きく変わります。

  2. 歯磨きがしやすくなる

    虫歯、歯周病、口臭のリスクが軽減します。

  3. かみ合わせがよくなる

    しっかり噛むことできるようになり、噛む力を全ての歯で均等に負担するようになるので歯の寿命がのびます。

使用する装置について

マルチブラケット装置
(表側ワイヤー矯正)

ブラケットと呼ばれる歯に装着する装置とワイヤーを使用して歯を並べます。当院では審美ブラケットならびにホワイトワイヤーを使用してなるべく目立たない治療を行っています。

マルチブラケット装置(表側ワイヤー矯正)

マウスピース型矯正装置
(インビザライン/薬事未承認)

取り外し可能なマウスピース型装置を用いて歯を動かします。

マウスピース型矯正装置(インビザライン/薬事未承認)

舌側矯正
(裏側ワイヤー矯正)

歯の裏側にブラケット装置を装着することで目立たない矯正治療を行うことが可能です。

舌側矯正(裏側ワイヤー矯正)

治療中に気をつけること

ブラッシング

当院では装置装着後、来院の度にクリーニングを行いますが、月に1度だけきれいな状態でも、残りの日が汚れた状態では虫歯になってしまいます。ですので、ご家庭での歯磨きがとても重要です。
「やったつもり」と「できた」は違います。
汚れが落ちていなければやっていないのと一緒ですので、歯ブラシを使い分けて磨いていただきます。装置装着後はブラッシング指導を行いますので、教わった通り丁寧に磨くよう心がけてください。ブラッシングについてわからないことがあればその都度、お気軽にご質問ください。

注意する食べ物

ブラケット装置を装着後はなるべく歯にくっついてしまうガムやハイチュウなどは避けていただきます。また、前歯の装置が取れやすいため、りんごの丸かじりや骨付き肉などは注意が必要です。

マウスピース型装置の場合は装置を外している際は食べ物の制限がありませんが、マウスピース型装置の装着時間を確保するため飲み物や間食には気をつけていただく必要があります。

大人の矯正治療の流れ

  1. カウンセリング

    はじめにお口の中を拝見させていただき、その後、お口やお顔の写真、簡単なレントゲンを撮影します。その資料をもとに予想される治療や装置、治療の流れ、料金等について詳しくご説明いたします。
    撮影した資料に関しては印刷してお渡ししますので、ご自宅でご家族との相談や精密検査に進むかどうかの検討材料としてご使用ください。

    カウンセリング
  2. 検査

    矯正用のレントゲン撮影、スキャナーによる口腔内データの取得、必要に応じてCT撮影を行います。基本的に印象材(白やピンクの粘土のようなもの)による型取りはしませんので、型取りで吐き気を催しやすい方でも安心して検査を受けられます。

    検査
  3. 診断

    検査結果と治療方針についてお話します。治療プランが複数ある場合はそれぞれのメリット、デメリットについてご説明しますので、それを踏まえた上で患者様と一緒に治療方法を選択します。また、診断書、契約書はしっかりと書面でお渡しします。

    診断
  4. 治療開始

    3〜6週間に一回のペースで通院が必要です。装置の使用状況によって、通院頻度は異なります。また、毎回の来院時には基本的にお口の中のクリーニングも行います。
    ※当日の治療内容が多い場合や診療時間に遅刻された場合は、クリーニングを行わないことがあります。

    治療開始
  5. 保定・メインテナンス

    動かしたばかりの歯は骨や歯周組織が安定していないため元の位置に戻ろうとします。矯正装置が外れた後は、歯ならびを維持していくために保定装置(リテーナー)で歯ならびの維持・安定を図ります。

    保定装置の種類は症例により異なりますが、基本的には日中使用する透明なマウスピースタイプのものと、ご自宅で使用する壊れにくいワイヤータイプの2種類をお渡ししますので保定期間も見た目を気にすることなくお過ごしいただけます。来院間隔は数ヶ月ごと(徐々に期間が空いていきます)で、期間としては最低でも2年間は来院いただき、歯ならび全体が安定するまで経過をみていきます。

    保定・メインテナンス

治療期間について

一般的に非抜歯治療の場合は2年〜2年6か月、抜歯治療の場合は2年6か月〜3年と言われています。しかしながら、治療方針や歯の動くスピードによって治療期間が異なりますので、あくまで目安として考えていただければと思います。
また、その後保定期間が最低2年はありますので通院期間は5年程度となる場合が多いです。

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